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MONOのOMS戯曲賞受賞作「その鉄塔に~」が、新作短編を“+”して再演

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MONO「その鉄塔に男たちはいるという+」ビジュアル

MONO「その鉄塔に男たちはいるという+」が2月から3月にかけて、兵庫、長野、三重、福岡、東京で上演される。

これは、MONOの30周年記念シリーズの最後を飾る作品。1998年に初演され、第6回OMS戯曲賞を受賞して以降、さまざまなプロダクションで上演されてきた「その鉄塔に男たちはいるという」に新作短編を付け加え、“+”として立ち上げる。

舞台は、とある戦争の最前線に近い森の中。慰問として戦地に送り込まれたグループは、戦意高揚を目的としたショーを行うが、ある朝、メンバーが脱走し……。なお新作部分では、その40年前のエピソードが描かれる。

上演に向けて作・演出を手がける土田英生は「2時間という時間、観客のみなさんにいかに楽しんでもらうかが一番私の心を占めています。この作品を今上演すると、どうしたってある種の危機感の表明だと受け取られるだろうと思うんです。もちろん嘘じゃない。けれど説教くさい芝居はしたくない」「基本的には愚かで間抜けな登場人物たちがバカバカしい会話を交わす、愉快な話にしたいと思っています」とコメントしている。

出演者には土田のほか、水沼健、奥村泰彦、尾方宣久、金替康博、石丸奈菜美、高橋明日香、立川茜、渡辺啓太が名を連ねた。公演は2月13日から17日に兵庫のAI・HALL、22・23日に長野・サントミューゼ 上田市交流文化芸術センター 大スタジオ、3月1日に三重・四日市市文化会館 第2ホール、7・8日に福岡・北九州芸術劇場 小劇場、13日から22日に東京・吉祥寺シアターにて行われる。

MONO「その鉄塔に男たちはいるという+」

2020年2月13日(木)~17日(月)
兵庫県 AI・HALL

2020年2月22日(土)・23日(日・祝)
長野県 サントミューゼ 上田市交流文化芸術センター 大スタジオ

2020年3月1日(日)
三重県 四日市市文化会館 第2ホール

2020年3月7日(土)・8日(日)
福岡県 北九州芸術劇場 小劇場

2020年3月13日(金)~22日(日)
東京都 吉祥寺シアター

作・演出:土田英生
出演:水沼健、奥村泰彦、尾方宣久、金替康博、土田英生、石丸奈菜美、高橋明日香、立川茜、渡辺啓太