小林ゆう「ねこねこ日本史」で19役を演じ分け、山寺宏一は“猫あるある”明かす
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「映画 ねこねこ日本史 ~龍馬のはちゃめちゃタイムトラベルぜよ!~」舞台挨拶の様子。
「映画 ねこねこ日本史 ~龍馬のはちゃめちゃタイムトラベルぜよ!~」の舞台挨拶が本日2月2日に東京のユナイテッド・シネマ豊洲で行われ、キャストの小林ゆう、山下大輝、山寺宏一、ゲスト声優の佐藤二朗、監督の河村友宏が登壇した。
歴史上の人物に扮したネコたちによる“ゆるい日本史”を描く「ねこねこ日本史」。劇場版では、小学生ねこ・フクがタイムトラベルをした先で坂本龍馬に出会い、冒険を繰り広げる。龍馬役の小林が「みんな、こんにちはぜよ!」と力強く挨拶すると、一瞬ポカンとしてしまった観客の子供たちに山寺は「こんなにきれいなお姉さんからあんな声が出ると思わなかったんだね」と声を掛ける。フク役の山下とタイムマシン“ヤッちゃん”役の山寺もそれぞれのキャラクターの声で挨拶をして観客を沸かせた。
平賀源内役の佐藤は「やらなきゃいけない流れですか?」と焦ると「8歳の息子と観に行くのを楽しみにしていて、まだ映画を観ていないんです。だから自分がどうやったかも覚えてないんですよ」と告白。それでも山寺から「やってくださいよ」と求められた佐藤がうろ覚えで源内のセリフを言うと、山寺は「本番もこんな感じでした! この人と織田信長役の小山力也は好き勝手やっていました」と証言した。
龍馬を含めて劇中で19の役を担当している小林。「テレビ版だと1人にスポットが当たってお話が進んでいくんですが、劇場版になると皆さんが一堂に会するのがとてもうれしいことでございます」と喜びを噛みしめ、山寺や佐藤のリクエストに応えてペリーや卑弥呼の声を次々に披露していく。佐藤が感心しながら「声優さんっていくつくらいの声が出せるのか気になります」と質問すると、“七色の声を持つ男”と称される山寺は「そこで勝負している人間ですから(笑)。でも厳密にいくつと決まっているわけではないんです」と回答。すると佐藤は「僕も引き出しはすごい多いですよ! でも中身が入っている引き出しは2つくらいしかない」と続けて笑いを起こした。
マンチカンを飼っている山下とブリティッシュショートヘアを飼っている山寺の猫トークに花が咲く場面も。山下が「作品には“猫あるある”もありますよね。円があると入っちゃうみたいな」と述べると、山寺は「うちの猫は、テーブルの上に物が置いてあるとそれに乗っちゃう。だから台本を置いていたらその上に乗っちゃって『練習できないからちょっとどいて!』みたいな。あと、おもちゃにすっごい夢中になってると思ったら急に飽きるんですよ」と顔をほころばせながら飼い猫のエピソードを明かした。
ここで主題歌を担当したGirls2が登壇し、主題歌の「ぐるぐる」を披露。猫のしぐさを取り入れた元気いっぱいのパフォーマンスで会場を盛り上げた。また終盤には、原作者のそにしけんじから届いたキャストとGirls2の描き下ろしイラストがお披露目された。
「映画 ねこねこ日本史 ~龍馬のはちゃめちゃタイムトラベルぜよ!~」は2月22日より全国で公開。
※「Girls2」の「2」は2乗が正式表記
(c)そにしけんじ・実業之日本社/「映画 ねこねこ日本史 2020」製作委員会