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嵐、関ジャニ∞、NEWS……『24時間テレビ』での感動エピソードを振り返る

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リアルサウンド

 今週末の8月25日から26日にかけて、夏恒例の『24時間テレビ 愛は地球を救う』(日本テレビ系)が放送される。番組内では毎年様々なコーナーや取り組みが行なわれているが、ジャニーズファンとして気になるのはメインパーソナリティだろう。今年はSexy Zoneが初めてメインパーソナリティを務める。公式HPでは「思ってもいなかったので、とてもうれしいです(菊池風磨)」、「サプライズ発表を受けて、思わぬ出来事に腰を抜かしそうになる、ということが本当に起こるんだと驚きました(佐藤勝利)」など、喜びと驚きをコメントしている。これまで、数々のジャニーズメンバーたちが務めてきた『24時間テレビ』のメインパーソナリティ。振り返ってみると、各グループごとの特徴が表れた感動のエピソードが多々存在している。

(関連:Sexy Zone、冠番組で団結力に磨き 中島健人「5人でいることがこんなに楽しいと思わなかった」

<嵐>

 2004年、2008年、2012年、2013年とこれまで4回メインパーソナリティを務めてきた嵐。『24時間テレビ』の嵐といえば、メンバーへ宛てた手紙の朗読ではないだろうか。2004年は相葉雅紀からメンバーへ。肺気胸になってしまった時の思い、メンバー一人ひとりへの感謝を涙ぐみながら伝えた。2008年は二宮和也からメンバーへ。4人のメンバーに出会えた喜びや“6人目の嵐”と表現したファンへの感謝を、二宮らしい言葉と声のトーンで読み上げている。そして、2012年はそれぞれが未来の自分に向けて手紙を読み、最後にリーダーの大野智が「未来に待ち構えるであろう困難も全員で乗り越え、ずっと5人でいよう」と未来の嵐へ向けてメッセージを送った。どんなときでも明るく楽しく、“アイドル”でいる姿勢を崩さない嵐の5人。彼らが裏で抱える葛藤や、メンバーやファン、スタッフへの思いがはっきり見られたこの手紙のリレーは、今もなお語り継がれている。

<関ジャニ∞>

 関ジャニ∞は2011年、2014年の2回メインパーソナリティを務めた。エピソードは数々あるが、特に印象的だったのは小児ガンで亡くなった少年に向けて歌った「無限大」。メンバーの錦戸亮が亡くなった少年の両親を訪ね、取材を行なうと「エイトレンジャー(関ジャニ∞が各地のコンサートで上演してきた戦隊パロディー)が好きだった」というエピソードを聞く。そのVTRを見た横山裕は、涙をこらえながら「やっていて良かった」と話す。そして、メンバー全員で「無限大」を届けた。〈出会えた事が嬉しくて/なんだか涙が溢れてく/心に元気無限大/大切な仲間〉という歌詞が、友だちがたくさんいた少年とリンクし、スタジオは涙に包まれる。自分たちの活動が誰かを支えていたことを喜び、歌でお返しをするその姿は真摯な関ジャニ∞ならでは。そんな関ジャニ∞たちの優しい歌声、涙を堪えながら力強く歌う姿は、きっと少年にも届いているだろう。

<NEWS>

 先日、東京・味の素スタジアムにて15周年ライブ『NEWS 15th Anniversary LIVE 2018 “Strawberry”』を行なったNEWSは、2009年と2016年にメインパーソナリティを務めた。1回目のメインパーソナリティから紆余曲折を経て、2016年には4人で日本武道館に立ったNEWS。番組の途中、4人体制になって初めてのシングル『チャンカパーナ』に収録されている「フルスイング」を歌った場面があった。Aメロは増田貴久のソロから始まるのだが、歌いだした途端に泣き出してしまう。後日放送された『PON!』(日本テレビ系)内のインタビューでは、「『フルスイング』と『チャンカパーナ』で復活させてもらって、いま4人で武道館に立たせてもらえたってすごいよねってのがあの場で一気にきた」と語った増田。また、メインパーソナリティ内定後に出演した『THE MUSICDAY 夏のはじまり。』(日本テレビ系)でも、増田は「(「チャンカパーナ」と「フルスイング」)2曲にかける想いがすごく大きくて……」と語っていた。困難を乗り越えてきたNEWSならではの涙だったのである。

 メンバーやファンへの思いが強い嵐、人情味あふれる関ジャニ∞、固い絆を持つNEWS……メインパーソナリティと一口に言っても、それぞれの良さが強く反映されている。今年のメインパーソナリティ、Sexy Zoneはデビュー6年目、平均年齢20.6歳のフレッシュなグループだ。彼らはどんな感動を届けてくれるのか。週末が待ち遠しい。(高橋梓)