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川中美幸、明治座特別公演で落語を披露「元気をもらいにきて!」

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明治座「川中美幸特別公演」より、落語を披露する川中美幸。

明治座「川中美幸特別公演」が、昨日2月4日に東京・明治座にて開幕。初日公演終了後、出演者への囲み取材が行われた。

今回で10回目を迎える「川中美幸特別公演」の第1部では、下町の銭湯を舞台にした人情喜劇「フジヤマ『夢の湯』物語」が、第2部では川中美幸らが歌唱披露やトークを行う「川中美幸オンステージ 人・うた・心」が上演される。囲み取材には、川中、井上順、松井誠、麻丘めぐみが登壇した。

初日公演を終え「正直、ほっとしました」と胸をなでおろした川中は、「今回はムードメーカーの井上順さんが盛り上げてくださったので、稽古場から笑いが絶えなくて本当に助けられました。笑いが大好きなのでずっと喜劇をやりたかったので、これまでの集大成のような公演になりうれしいです」と感慨を述べる。

続く井上は「歌謡界の二刀流といえば、歌ってよし、演じてよしの美幸ちゃんですし、今回は松井さんの女役もあり、めぐみちゃんの『わたしの彼は左きき』も聴けて、お正月がまた来ちゃったみたいな公演です」と見どころに触れた。

「初日の良い緊張感の中でできました」と公演を振り返った麻丘は「稽古場でも、楽屋に入ってからも、仕事とは思えないぐらい楽しませていただいています。お芝居をしたあとに歌を歌うのは初めて。川中さんの素晴らしいステージで足を引っ張ってはいけないと思いつつ、ずうずうしく歌わせていただいています」とコメント。松井は「一応、私もCDは出しておりますが、川中さんと一緒に石原裕次郎さんの歌を歌うのは緊張しました」と恐縮した。

劇中で落語を披露する川中が「いろいろな落語家さんのビデオを観て勉強しました」と述懐すると、井上は「(川中は)間がいいし、上手ですよ。稽古のときは落語のシーンで一番悩んでいましたが、本番になると、まるで本職の落語家のように演じられているなと思いました」と川中を絶賛。最後に川中が「ぜひ皆さん、元気をもらいにきてください!」とアピールし、取材を締めくくった。

「川中美幸特別公演」の上演時間は、2回の途中休憩を含む約4時間10分。公演は2月25日まで。

明治座「川中美幸特別公演」

2020年2月4日(火)~25日(火)
東京都 明治座

一、「フジヤマ『夢の湯』物語」

作:柏田道夫
演出:池田政之

二、「川中美幸オンステージ 人・うた・心」

構成・演出:福家菊雄

出演:川中美幸 / 井上順、松井誠、麻丘めぐみ、芦田昌太郎、小西良太郎、安奈ゆかり ほか