ヨーロッパ企画、初のオリジナル長編映画『ドロステのはてで僕ら』4月公開
映画
ニュース
ヨーロッパ企画の映画『ドロステのはてで僕ら』が4月25日から東京・下北沢のトリウッド、京都・京都シネマほか全国で順次公開される。
ヨーロッパ企画にとって初のオリジナル長編映画となる同作は、上田誠(ヨーロッパ企画)が模索してきた「時間映画」を長編映画化したもの。テレビとテレビが「時間的ハウリング」を引き起こし、2分前と2分後が繋がったとある雑居ビルのカフェの物語が描かれる。
原案と脚本を上田誠が手掛け、監督を山口淳太(ヨーロッパ企画)が務める。出演者にはヨーロッパ企画の石田剛太、酒井善史、角田貴志、諏訪雅、土佐和成、中川晴樹、永野宗典、本多力に加えて、藤谷理子が名を連ねるほか、ヨーロッパ企画と初タッグとなる俳優もキャスティングされるとのこと。詳細は後日発表。
発表とあわせて諏訪雅(ヨーロッパ企画)撮影の写真を使用した第1弾ビジュアルが公開。テレビを抱える男性の姿などが写し出されているほか、「時間のパズルに殴られろ。」というコピーが使用されている。
上田誠(ヨーロッパ企画)のコメント
初のオリジナル長編映画、しかもちょっと普通じゃやらないような撮影方法にみんなで挑んでみるというのは、久しぶりのときめきです。劇団の感じすごいあります。劇団じゃないとやれない映画だと思うから。つまりはちょっとムリめなことをするということ。そのために劇団はあります。多分うまくいかなかったり、おしたり、揉めもするでしょう。相当なピンチもあるかも。誰かがミスしたらやりなおしで、それが重なると朝まで、みたいな撮影です。クランクインしたくないです。
山口淳太監督(ヨーロッパ企画)のコメント
今日からリハーサルが始まります。準備期間もあっという間に過ぎ去りました。動きが早いプロジェクトです。映画のストーリー自体もとてつもないスピードで進む話になりました。このすべての勢いがドロステのはてまで届けばいいなと思います。ヨーロッパ企画メンバーはほぼ全編にわたり出演しています。体力・精神力ともにすり減らされそうです。上田さんの本当の恐ろしさを知れるクレイジーなお話ですので、ぜひぜひご期待くださいませ。