複数団体とホールが結集してグランドオペラを共同制作するこのシリーズ、今回はトゥーランドット姫に田崎尚美と岡田昌子、王子カラフに福井敬と芹澤佳通、リューは木下美穂子と砂川涼子のダブルキャスト。
演奏陣に加えて、今回は大島早紀子の演出・振付に注目が集まる。独自の美意識と思考に支えられ、日本を代表するダンス・カンパニーを率いて活動を展開する彼女が、盟友の天才ダンサー白川直子らと共にプッチーニの大作に挑む。
すでに「春の祭典」「カルミナ・ブラーナ」やオペラ『ダフネ』など国内外で音楽舞台に高い評価を得ている大島。今回は、照明を含めてどんな空間の使い方を見せてくれるのか。
オペラとダンスの融合に興味津々の舞台。