舞台はアフガニスタン奥地のヒンドゥークシュ山脈。周囲を急峻な山に囲まれた、谷底の土漠に作られた米軍基地に補充兵たちがヘリで届けられるところから物語は始まる。
山中のあらゆる所から攻撃を仕掛けてくる敵からは基地の様子は丸見えだが、基地からは敵の姿はハッキリとは見えない……。
地形的に圧倒的不利の状況下な中、敵の総攻撃が始まる。300対50。兵数差も絶望的。これをいかに戦い抜くのか。緊迫感あふれるリアルな戦闘描写によって映し出されていく。
敵がいつ、どこから攻撃してくるか分からない恐怖感。熱く濃厚な人間描写。それらを切り取る、ニュース映像のようなカメラワークの臨場感。そして凄まじい戦闘。
これぞ戦争アクションだというような、骨太なド迫力に満ちていた。