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クラシック公演の魅力をやさしく解説
田中 泰
音楽ジャーナリスト
小林研一郎80歳(傘寿)記念&チャイコフスキー生誕180周年記念 チャイコフスキー交響曲全曲チクルス
21/4/7(水)~21/8/30(月)
サントリーホール 大ホール
昨年予定されていた“炎のコバケン”ことマエストロ小林研一郎による「チャイコフスキー:交響曲全曲演奏会」がようやく日の目を見る。 手兵日本フィルハーモニー交響楽団のもと、ソリストにはチャイコフスキー国際コンクール優勝者の誉れ高い上原彩子(ピアノ)と神尾真由子(ヴァイオリン)を迎えたこのチクルスは、小林研一郎の80歳と、チャイコフスキーの生誕180年を祝う記念碑的なイベントだ。 1年のズレが生じたとはいえ、2020年度の日本芸術院賞に選出されるなど、コバケンの勢いは更に増すばかり。公演への期待度もヒートアップだ。この4月には交響曲全6曲が3日間にわたって披露される。今あらためて“炎のコバケン”の魅力に触れてみたい。
21/3/30(火)