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バンクシーって誰?展

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正体不明の覆面アーティストとして今や世界中でその名を轟かせているバンクシー(Banksy, 生年月日未公表)の日本初となる大規模個展が天王洲アイルの寺田倉庫で開催されています。 つい最近では、イングランド東海岸の街グレートヤーマスに最新作を一気に9作品描き「バンクシーの新作か?!」と話題になりました。謎の匿名アーティストとして活動している彼ですが、公式サイトを持ち、SNSでも情報を発信。新作9点の製作の様子もInstagramやYouTubeで公開し「種明かし」をしているほどです。 コロナ禍でなければ新作を観に英国へ! なんてこともできますが、現状は叶わぬ願い…ストリート(路上)アーティストとして名を馳せたバンクシーの真骨頂である屋外作品はその場へ行かないと観られません。現地へ行けない状況ですし、既に残されていない作品もあります。それであれば作ってしまえと展覧会場内に大掛かりな映画のセットのような再現展示を拵えてしまったのが「バンクシーって誰?展」の一番のみどころです。ネットの小さな画像と違い街中に描かれた作品はどれも迫力満点です。英国だけでなくパレスチナのガザ地区なども再現しています。 もう一方の見どころは、平面作品が世界中の個人コレクターから大終結し作品をまとめて観られる点です。イギリスのファッション・デザイナーで、アートに造詣が深くバンクシー好きで知られる、ポール・スミスから借りて展示される希少な油彩画「コンジェスチョン・チャージ」は必見です。 観たくても観られない本物のバンクシー作品をまとめて観られるのはこの展覧会が初となります。バンクシーとは一体どんな画家なのかきちんと作品と向き合いながら自分で答えを見つけられるはずです。会場全体がまるでテーマパークのようで写真撮影も可能です。