「朗読とクラシック音楽の饗宴」という副題が付けられたこのコンサートの出演者が素晴らしい。ヴィオラの第1人者川本嘉子と医者でピアニストの上杉春雄。朗読には、アナウンサーの山根基世&進藤晶子、女優の中井貴恵&紺野美沙子という豪華なメンバーが顔を揃え、言葉と音楽の素敵なコラボレーションを演出する。
プログラムには、マーラーの交響曲第5番〜「アダージェット」、エルガーの「愛の挨拶」&ストラヴィンスキーの「春の祭典」などが予定され、これら極めつけの名曲が、ビオラとピアノでどのように演奏されるのかも興味津々。
このコンサートの収益は、カンボジアの女性たち、特に妊産婦や育児中の母親を対象とした識字教育支援に当てられるという。聴くことが紡ぐ支援の輪に賛同したい。