『スパークス・ブラザーズ』(4/8公開) 『リンダ・ロンシュタット サウンド・オブ・マイ・ヴォイス』(4/22公開) 昨年に続いて今年も出来のいいドキュメンタリー映画が続々公開されている。そしてうれしいのが音楽ものの数が多いこと。レオス・カラックス監督と組んだ『アネット』でその存在が再注目されているスパークスの半世紀にわたる活動をエドガー・ライト監督がまとめた『スパークス・ブラザーズ』が4月8日に公開され、22日には昨年63回グラミー賞の最優秀音楽映画賞を受賞した『リンダ・ロンシュタット サウンド・オブ・マイ・ヴォイス』が公開される。ロック・ポップス・カントリーからラテンに至るまで様々なジャンルの曲を歌いこなし、グラミーには26度ノミネートされ、10度受賞、女性ミュージシャンのパイオニア的存在として君臨しながら2013年にパーキンソン病と診断され引退を余儀なくされたリンダの人生を浮き彫りにした素晴らしい作品。貴重なアーカイブ映像と貴重なインタビューで時空を超えた音楽の夢の世界へと連れていかれる。

22/4/7(木)