5/10 立川志らく独演会(横浜にぎわい座)
5/12〜13 柳家喬太郎独演会(横浜にぎわい座)
5/25 紀伊國屋寄席(紀伊國屋ホール)
10日立川志らく独演会は「横浜にぎわい座」20周年記念番組の一環。立川志らくは『らくだ』『火焔太鼓』『短命』の三席。注目は『らくだ』でかつて立川談志の十八番だった演目を高座にかける。師匠直系の『らくだ』だけに、談志の演出がベースになっているが、談志の陰惨なリアリズムに軽妙な味を加えている点が志らくならではと言えようか。
25日の「紀伊國屋寄席」では林家たい平が『らくだ』に挑戦する。たい平ならではの新しい『らくだ』に期待したい(ほかに、橘家圓太郎『厩火事』、柳亭左龍『佃祭』などがある)。
ところで、20周年の「横浜にぎわい座」では5月12日(木)・13日(金) に柳家喬太郎独演会が開かれる。演目はともに『喬太郎・純情日記港崎篇・横浜篇』で、喬太郎ファンには聞き逃せない高座になるに違いない。