対峙 映画 ニュース 23/2/8(水) 銃乱射事件の加害者と被害者の両親が直接対話の機会を持つ。この時点で物議を呼ぶ、そうおいそれと手を出せない題材ながら、覚悟をもってひとつの物語を紡ぎあげている、俳優でもあるフラン・クランツの脚本が秀逸。加害者側と被害者側双方のおそらく一生ついてまわり、拭い去ることのできない負の感情を浮かび上がらせながら、ひとつの“いのち”の重さを考えさせられるものとなっている。 もうひとつ、この会話劇が成立したのは、4人のベテラン俳優の存在あってのこと。演技のもつ力を存分に感じられる彼らの演技もすばらしい。 続きをアプリで読む 続きをアプリで読む 次のページ 次のページ