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ニューヨークの中国女

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1968年4月、ジャン=リュック・ゴダール監督の『中国女』がニューヨークで公開された。配給元はリチャード・リーコックとD・A・ペネベイカーの事務所だったが、集客はあまり期待していなかったという。ところが、公開初日から新左翼系の学生たちが押し寄せてゴダール人気を証明した。公開に際してアメリカを訪れたゴダールは、公開翌日にニューヨーク大学の学生たちと対話する機会を得たが、その対話の様子を撮影したドキュメンタリーである。『中国女』の断片を引用しながら、俳優たちのイデオロギー問題、編集やサウンドの使い方など、ゴダールが流暢な英語で答える様子は、40分という短編ながらわくわくするほど面白い。『1PM』もそうだが、亡き寺尾次郎の字幕に懐かしさが込み上げてくる。