2020年に創設100周年を迎えたイギリスを代表するオーケストラの1つ「バーミンガム市交響楽団」が来日する。このオーケストラの名を一躍有名にしたのが、当時まだ無名だった若手指揮者サイモン・ラトルだ。1980年に首席指揮者に就任したラトルは、持ち前の才能をいかんなく発揮して、世界的な名声を勝ち得たのだから素晴らしい。
ラトル以降も、サカリ・オラモやアンドリス・ネルソンスといった今をときめく名指揮者たちによって磨かれてきたこのオーケストラの首席客演指揮者に山田和樹が就任したのは2018年。この4月には首席指揮者となった山田和樹とバーミンガム市交響楽団との蜜月は要チェックだ。
ソリストに樫本大進(ヴァイオリン)とチョ・ソンジン(ピアノ)が随行するのも魅力の1つ。
・6月24日(土)兵庫県立芸術文化センター
・6月25日(日)横浜みなとみらいホール
・6月28日(水)文京シビックホール
・6月29日(木)、30日(金)サントリーホール
・7月1日(土)愛知県芸術劇場