Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
ぴあ 総合TOP > カラーズ ― 色の秘密にせまる 印象派から現代アートへ

カラーズ ― 色の秘密にせまる 印象派から現代アートへ

アート

ニュース

箱根のポーラ美術館が快調にとばしている。前回のフィリップ・パレーノの展覧会も最高に素晴らしかったが、昨年の12月14日にスタートした「カラーズ─色の秘密にせまる 印象派から現代アートへ」(5月18日までの開催)は100点満点がつけられる。〈プロローグ 光の色ー杉本博司「Opticks」〉に始まり、〈第1部 光と色の実験〉〈第2部 色彩の現在〉と、近代から現在までの美術における「色彩」にフォーカスし、色彩論や色を表現する素材との関係にふれながら、その役割について見事な考案をした展示になっている。モネやマティス、ルーチョ・フォンタナ、ドナルド・ジャッドなどを見ながら至福の旅ができ。草間彌生の〈無限の鏡の間 ―求道の輝く宇宙の永遠の無限の光〉でクライマックスを迎えた時に感じられるエクスタシー。2月28日からは展示替えがあって後期が始まるが、幾度でも通いたい展覧会だ。