TVアニメ化もされた桜日梯子の人気漫画『抱かれたい男1位に脅されています。』(だかいち)の中で描かれる劇中劇を舞台化。
『だかいち』はBL作品のため、舞台化の第一報にはファンがざわついたが、俳優として活躍するメインキャラたちが劇中で演じた同名作品の舞台化だとわかり納得した。BLに抵抗がある層も気後れせず観劇できそうだ。
舞台『紅葉鬼』は、平安時代を舞台に、夜ごと人々を襲う鬼たちと、それを討伐せんとする人間たちをめぐるストーリー。『だかいち』の登場キャラクター・西條高人演じる「経若」と、綾木千広演じる「繁貞」の二人の宿命の物語を描く。
主演は陳内将と菊池修司。そして演出を手がけるのは、ダンスに定評のあった元ジャニーズのグループ・Musical Academyメンバーだった町田慎吾、脚本は葛木英という『プリンス・オブ・ストライド THE LIVE STAGE』シリーズのタッグだ。
堂本光一主演の『SHOCK』といった大きな舞台から、小劇場の演劇作品まで多数携わってきた町田が、どんな演出をつけるのか期待が高まる。また、上演劇場は独特の雰囲気と設備を持つ円形劇場・品川プリンスホテル クラブeXというのも面白くなりそうだ。