何度も来日しているので、エベーヌ弦楽四重奏団の演奏に接した方も多いでしょう。そして、おそらく多くの方が彼らの驚異的なテクニックによる先鋭的で緻密で透明で、しかもノリノリの楽しい音楽に圧倒されたことと思います。ジャズの演奏を聴かれた方も多いかもしれません。
彼らが今回、演奏するのは、正統派の中の正統派ベートーヴェンの弦楽四重奏曲第9番「ラズモフスキー第3番」と第13番「大フーガ付き」。彼ららしい現代的で説得力のあるベートーヴェンが聴かれることでしょう。
※7月15日 Hakuju Hall、7月16日 サントリーホール ブルーローズ(小ホール)