イ・ムジチの「四季」、といえば、20世紀後半のクラシック界を席巻した伝説的な大ヒットアルバムだ。このアルバムをきっかけにしてクラシックに親しんだ方もきっと多いはず。クラシック音楽に目覚めた高校時代の我が家のレコードライブラリーにももちろんこのアルバムが常備されていて、レコード盤が擦り切れそうなほど繰り返し聴いた時間が懐かしい。
そのイ・ムジチが今も常設アンサンブルとして健在で日本を訪れるとなるとこれは気になる。もちろん時代とともにメンバーを入れ替え、演奏スタイルも時代にマッチした雰囲気をまといつつ、常にクラシック界のトップの座に君臨してきた名門の演奏とはどのようなものか。今あらためて聴いてみたい。
10月2日サントリーホール大ホール
10月4日ミューザ川崎シンフォニーホール