素粒子

公開日:2007/3/24(土) 上映時間:113分

ドイツ最後の大物監督が描く現代社会の愛の欠如

ミシェル・ウエルベックのベストセラー小説をドイツで「ファスビンダーの真の後継者」と讃えられるオスカー・レーラー監督が映画化。20世紀末のドイツを舞台に、かつて両親に養育放棄された異父兄弟を通して、現代社会の愛の欠如と絶望感を痛烈に描いた問題作だ。本作で2006年ベルリン映画祭の主演男優賞を受賞したモーリッツ・ブライプトロイと、ヒロイン役のフランカ・ポテンテとの『ラン・ローラ・ラン』以来の共演にも注目。

あらすじ

20世紀末、ドイツ。幼いころ、両親に教育放棄された異父兄弟-兄のブルーノは国語教師でありながら風俗クラブに入り浸る。一方、分子生物学者の弟ミヒャエルは、クローン技術を応用した人類の進化を模索するが…。

上映情報

ジャンル
人間ドラマ 外国映画
製作年・国
2006  独
配給
エスパース・サロウ
ヘッド館
ユーロスペース他にて公開
公開日
2007/3/24(土)

この作品を映画館で観よう

上映館を探す