汽車はふたたび故郷へ

公開日:2012/2/18(土) 上映時間:126分

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祖国を離れざるをえなかった映画監督を描く

『月曜日に乾杯!』『ここに幸あり』など、グルジア(ゲオルギア)出身でイタリアに移住した巨匠オタール・イオセリアーニ監督が、祖国を離れざるをえなかった映画監督の葛藤を捉え、自由の定義と自身を貫く困難さと大切さを詩情豊かに綴る。演技経験のない素人を起用し、撮影よりもリハーサルに多大な時間を費やした成果が、しっかり画に表れている。

あらすじ

旧ソ連体制下のグルジア。映画監督のニコラは検閲や思想統制に耐えかねて自由の国フランスへ向かう。ところが、フランスでも商業性を求めるプロデューサーと闘わねばならず、望むように映画が撮れない。はたして、彼が満足いく作品は完成するのだろうか?

上映情報

ジャンル
人間ドラマ 外国映画
製作年・国
2010  仏=グルジア
配給
ビターズ・エンド
ヘッド館
岩波ホールにて公開
公開日
2012/2/18(土)

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