マギー・チャン レトロスペクティブ

再開発のために休館に入っていた渋谷Bunkamuraル・シネマが、渋谷TOEI跡地(ビックカメラのある渋谷東映プラザ 7F＆9F)に場所を移し、「Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下」として営業再開。

そのオープン企画のひとつは、香港映画を代表する大女優マギー・チャンの日本初の本格的回顧上映。カンヌ国際映画祭女優賞を受賞した『クリーン』(2004)以降、スクリーンから遠ざかっており、いわば伝説の存在だが、根強いファンが世界中にいる。

今回セレクトされたのは、まさに代表作といわれる作品ばかり。名匠ウォン・カーウァイ監督の『欲望の翼 デジタルリマスター版』(1990) 『花様年華 4K』(2000) 『楽園の瑕 終極版』(2008)、ベルリン国際映画祭女優賞を受賞した『ロアン・リンユイ 阮玲玉 4K』(1991)、テレサ・テンの名曲が流れる『ラヴソング』(1996)、ミシェル・ヨーが共演した『宋家の三姉妹』(1997)、オリヴィエ・アサイヤス監督の『イルマ・ヴェップ』(1996)、さらにアサイヤスがアリシア・ヴィキャンデルを主演に起用してセルフリメイクした“マギーへの壮大なラブレター”とも言えるTVシリーズ『イルマ・ヴェップ』(エピソード1-8)を加えた全9作。

【開催日】6/16(金)～7/13(木)
【上映館】Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下

※会場情報・スケジュール・プログラム等の詳細は下の＜公式サイト＞でご確認をお願いします。