台湾巨匠傑作選2023～台湾映画新発見！エンターテインメント映画の系譜～

台湾映画を代表する巨匠たちの傑作を特集。注目のプログラムは、『少年』(1983、監督：チェン・クンホウ) リマスター版の劇場初上映と、“武侠映画の神”キン・フー監督の5作品一挙上映。

『少年』は、脚本にホウ・シャオシェン(侯孝賢)とチュウ・ティェンウェン（朱天文）が参加したひとりの少年の成長物語で、第20回金馬奨最優秀作品賞・最優秀監督賞・最優秀脚本賞を受賞、台湾ニューシネマの原点ともいえる作品だ。

「キン・フー監督作品」では、全編韓国ロケを敢行したアクション映画『空山霊雨』(1979)と３つの時代にわたる輪廻転生を描くオムニバス『大輪廻』(1983)の2作品が日本劇場初上映。キン・フーの代表作といえる『侠女』(1971、デジタル修復版)、『山中傳奇』(1979、デジタル修復・完全全長版）、『残酷ドラゴン 血斗竜門の宿』(1967、デジタル修復版)の3本も観逃せない。

ほかに、「台湾青春ラブストーリー」「話題の台湾ホラー」「珠玉の台湾ドキュメンタリー」「映画人たちの仕事」というテーマで集められた計27本を上映。日本でリメイクされた『1秒先の彼』の元になった『1秒先の彼女』(2020、監督：チェン・ユーシュン)もスクリーンで観ることができる。

【開催日・上映館】
1/27(土)〜2/9(金) 横浜シネマリン　※厳選した8作品を上映

※スケジュール・プログラム等の詳細は下の＜公式サイト＞でご確認をお願いします。