生誕110年記念 映画監督・中村登――女性讃歌の映画たち

“女性映画の名匠”とも称される中村登監督の特集。2013年にヴェネチア国際映画祭で『夜の片鱗』(1964)が、翌年のベルリン国際映画祭でも3作品が上映されるなど、国際的にも高い評価を得ている。

女性が主役の文芸作品が多い監督だが、この特集でも、所属した松竹の名女優たちの代表作が並ぶ。

岩下志麻主演・有吉佐和子原作『紀ノ川』(1966)、岸恵子のデビュー作『我が家は楽し』(1951)、倍賞千恵子のデビュー作『斑女』(1961)、岡田茉莉子主演の『河口』(1961)、桑野みゆきの熱演が光る『夜の片鱗』(1964)など、20本を上映。　　
　　　　　　　　　
【開催日】7/29(土)～9/1(金)
【上映館】神保町シアター

※スケジュール・プログラム等の詳細は、下の＜公式サイト＞でご確認をお願いします。