第45回ぴあフィルムフェスティバル 2023

公開日:2023/9/9(土) 上映時間:

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"映画の新しい才能の発見と育成"をテーマにした映画祭、PFFの季節がやってきました! 45回目を迎えた今年も、もりだくさんの内容です。

まず、「PFFアワード2023」は、557本の応募作品の中から入選した22作品をスクリーンで上映。各作品の上映後、監督を迎えてのトークイベントも行われる。注目の最終審査員は石井裕也(映画監督)、石川慶(映画監督)、岸田奈美(作家)、國實瑞惠(プロデューサー)、五月女ケイ子(イラストレーター)の5名。

招待作品部門では《アルノー・デプレシャン監督特集》。新作『私の大嫌いな弟へ ブラザー&シスター』が9/15(金)より公開されるフランスの名匠をとりあげる。上映する作品は『二十歳の死』(1991)、『魂を救え!』(1992)、『そして僕は恋をする』(1996)、『イスマエルの亡霊たち』(2017)。特別ゲストとしてデプレシャン監督が来日。日本で初紹介となった92年、そして96年に続き、今回が3度目のPFF来場となる。

もうひとつの招待作品部門は《イカすぜ!70~80年代》。PFF草創期の70〜80年代を、「大森一樹監督再発見」「斎藤久志監督再発見」「日比野幸子プロデューサー再発見」「山中瑶子監督『あみこ』への道」「塩田明彦監督がみつめる 相米慎二の少年少女」「アルノー・デプレシャン監督『女囚701号 さそり』を語る」「驚異のデビュー作」「4Kデジタル完全修復版・ワールドプレミア上映!鈴木清順 美学が炸裂 『陽炎座』」といった多彩なプログラムでたどる。

他にも以下の企画が用意されている。

特別企画①《生誕120年・小津安二郎が愛したふたり》では、清水宏監督、山中貞雄監督作品を上映。

特別企画②《20代監督の衝撃作!》では、シャンタル・アケルマン監督の『ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地』(1975)とグザヴィエ・ドラン監督の『わたしはロランス』(2012)をラインナップ。いずれも彼らが20代で発表した作品だ。『ジャンヌ・ディエルマン…』は、イギリスの映画誌「Sight&Sound」の世界の批評家が選ぶオールタイムベストで昨年第1位に選ばれた作品。PFFでも観られることになった。

さらに、《ピーター・バラカンさんによる音楽映画シリーズ「ブラック&ブラック」》、今回は1972年の伝説的なロックフェスを収めた『ワッツタックス』(1973)の上映とトーク。

PFFが企画、製作、公開までトータルで映画をプロデュースする「PFFスカラシップ」の今年のお披露目作品は、『恋脳Experiment』。『Journey to the 母性の目覚め』でPFFアワード2021審査員特別賞を受賞した岡田詩歌監督の新作だ。

【開催日】9/9(土)〜23(土)
【上映館】国立映画アーカイブ

※スケジュール・プログラム等の詳細は、下の<公式サイト>でご確認をお願いします。

上映情報

ジャンル
サスペンス/ミステリー 青春ドラマ 人間ドラマ アクション ドキュメンタリー 音楽
公開日
2023/9/9(土)

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