オープニングの長回しが全編のムードを予感させる21歳の学生監督による作品。マンハッタンの下町。ゴミ捨て場に居を構える兄弟が盗んだワインは人間の身体を溶かしてしまう代物だった……。目を覆うばかりの汚なさに圧倒されるが、おかしさと悲しみに彩られた好編。
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