監督・野村芳太郎が描く、作家・松本清張の世界　──『砂の器 映画の魔性』（樋口尚文・著／筑摩書房・刊）出版記念

『砂の器』をはじめとする松本清張作品の映画化など、多彩なジャンルで88作品を手がけた野村芳太郎監督。没後20年の今年を皮切りに、『没後20年(2025年)から──生誕110年(2029年)へ 多彩なる多才のアルチザン 映画監督・野村芳太郎』と題した再発見＆再評価プロジェクトがスタートする。樋口尚文さん（映画監督・映画評論家）執筆の書籍『砂の器 映画の魔性 監督 野村芳太郎と松本清張映画』の刊行を記念したこの特集上映が第一弾となる。

〈上映作品〉 ※ ()内は製作年度、出演
『ゼロの焦点』(1961、久我美子/高千穂ひづる)
『影の車』(1970、岩下志麻、加藤剛/小川真由美)
『砂の器 デジタルリマスター版』(1974、丹波哲郎/加藤剛)
『鬼畜』(1978、岩下志麻、緒形拳/小川真由美)
『わるいやつら』(1980、片岡孝夫/松坂慶子)
『疑惑』(1982、桃井かおり/岩下志麻)
『迷走地図』(1983、勝新太郎/岩下志麻)

〈トークショー〉
3/1(土) 『砂の器』上映後：春田和秀さん(本浦秀夫少年役)、樋口尚文さん（映画監督・映画評論家)
3/13(木) 『鬼畜』上映後：樋口尚文さん

【開催日】3/1(土)〜14(金)
【上映館】池袋・新文芸坐

※スケジュール・プログラム等の詳細は、下の＜公式サイト＞＜X＞でご確認をお願いします。