いま、最高の一本に出会える

映画ファンなら
見逃してはいけないSFスリラー

『クローバーフィールド・パラドックス』
『アナイアレイション -全滅領域-』特集

映画ファンなら見逃せない!
人類最恐の敵と戦う驚愕のSFスリラー2作品を徹底検証!

世界中で大ヒットした『クローバーフィールド/HAKAISHA』と、その続編『10 クローバーフィールド・レーン』のクリエイターが新たに放った『クローバーフィールド・パラドックス』。昨今話題のAI=人工知能というモチーフを斬新な視点で映画化した『エクス・マキナ』の気鋭監督が手がけた『アナイアレイション-全滅領域-』。この海外で大反響を呼んだ2作品は、日本では劇場公開されず、Netflixの配信でしか観ることができなかったが、ついに4月24日(水)にブルーレイの発売が決定! 地球上の科学の常識を超えた謎とスリルが、観る者のイマジネーションを刺激してやまない本格派のSFスリラー、その“未知の恐怖”に触れてほしい。

『クローバーフィールド・
パラドックス』
映画ファンなら観るべき
5つのポイント

【その1】あの大ヒット・シリーズの最新第3作の舞台は“宇宙”

2008年の『クローバーフィールド/HAKAISHA』は、突如としてニューヨークに出現した未知なる巨大怪獣の猛威をP.O.V.と呼ばれるドキュメンタリー調の一人称視点で映像化した大ヒット作。その続編という触れ込みで2016年に公開された『10 クローバーフィールド・レーン』は、前作と同じ世界観を共有しながらも、地下シェルターに閉じ込められた若い女性の運命を描いた密室サスペンスになっていた。おそらくそれを知る多くのファンは、今回のシリーズ第3作も“普通の続編”ではないと予想するに違いない。まさにその通り。何と本作の舞台は地球上ですらなく、広大な宇宙空間を漂う国際宇宙ステーションなのだ!

【その2】国際宇宙ステーションを襲う想像を絶する危機!

地球が深刻なエネルギー不足に見舞われた近未来。国際宇宙ステーションではその問題を解消するために、画期的な新エネルギーの開発実験を行っている。ところが実験中に発生した事故をきっかけに次元のズレが生じ、乗組員たちは信じがたい怪現象に見舞われていく。ステーション内に存在するはずのない女性科学者の出現など、次々と原因不明のパニックが巻き起こるストーリー展開は予測不可能。さらに、ステーションの窓から見えていた地球までが消失! 絶体絶命の乗組員たちは次元のズレを修復し、恐るべきパラドックス現象を止められるのか。逃げ場なき密閉空間で繰り広げられる映像世界から、一瞬たりとも目が離せない。

【その3】サプライズ好き!J・J・エイブラムスと新たな才能のタッグ

製作を務めるのは、TVシリーズ『エイリアス』『LOST』や『SUPER 8/スーパー8』『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』などを世に送り出してきたJ・J・エイブラムス。『スター・ウォーズ』シリーズの完結編となる次回作『The Rise of Skywalker(原題)』の監督も務めるこのヒットメーカーは、ファンにサプライズを提供する秘密主義者としても有名だ。そして『クローバーフィールド/HAKAISHA』では、のちに『猿の惑星』シリーズを手がける新鋭マット・リーヴスを、『10 クローバーフィールド・レーン』では新人のダン・トラウテンバーグを監督に起用したエイブラムスは、今回も大胆に新たな才能を抜擢。濃密なドラマとトリッキーな視覚効果を融合させた、ナイジェリア生まれの若手監督ジュリアス・オナーの手腕に注目を。

【その4】チャン・ツィイーを始めとする国際色豊かな豪華キャスト

優秀な科学者たちで構成される国際宇宙ステーションのクルーを演じるのは、世界各国から集った個性豊かなキャスト。言わずと知れた中国のスター女優チャン・ツィイーを始め、『グローリー/明日への行進』のデヴィッド・オイェロウォ、『グッバイ、レーニン!』のダニエル・ブリュール、『オデッセイ』のアクセル・ヘニーらが、パワフルなアンサンブルでノンストップのパニック劇を見せていく。また、『美女と野獣』の新進女優ググ・バサ=ローがステーションと地球を結ぶ重要なキャラクターである乗組員ハミルトンに扮して情感豊かな演技を披露し、『ミッション:インポッシブル』シリーズなどでおなじみのサイモン・ペッグがラジオから聞こえてくる“声”を演じている。

【その5】『クローバーフィールド/HAKAISHA』の怪獣との関連性は?

誰もが気になるポイントは『クローバーフィールド/HAKAISHA』に登場した“ヤツ”、すなわち怪獣との関連性についてだが、もちろんここで決定的なネタバレをするわけにはいかない。鑑賞前に明かせる情報は、舞台となる国際宇宙ステーションの名前が“クローバーフィールド”であり、第1作の前日譚というべき内容になっていること。そして『10 クローバーフィールド・レーン』の終盤に驚愕の急展開が用意されていたように、本作でも最後にハリウッドの仕掛け人、J・J・エイブラムスならではのサプライズが炸裂する。その言葉を失うこと必至のエンディングをぜひ目撃してほしい。

映画ファンはどう観た?
『クローバーフィールド・
パラドックス』レビュー

4月24日(水)発売!

『クローバーフィールド・パラドックス』

ブルーレイ+DVDセット
2枚組 3990円+税
発売元:NBCユニバーサル

 

こちらも合わせてチェックしたい!過去作2作品もNBCユニバーサルにて発売中!

『クローバーフィールド HAKAISHA』


4K ULTRA HD + Blu-ray
セット 5990円+税

 

『10 クローバーフィールド・レーン』


4K ULTRA HD + Blu-ray
セット 5990円+税

『アナイアレイション
-全滅領域-』
映画ファンなら観るべき
5つのポイント

【その1】『エクス・マキナ』の鬼才アレックス・ガーランドの最新作

イギリスの脚本家アレックス・ガーランドが自身のオリジナル・シナリオを映画化し、監督デビューを飾った2015年の『エクス・マキナ』は、女性を模したヒト型人工知能をめぐるミステリアスなSF映画。美しきロボット、エヴァ(アリシア・ヴィキャンデル)のスケルトン化したボディの視覚効果はアカデミー賞を受賞した。同作品で一躍、SF映画の新たな旗手となったガーランドが、その次にメガホンを執った『アナイアレイション-全滅領域-』で再び世界中を驚かせる!

【その2】帰還不可能な謎だらけの封鎖地帯“エリアX”とは?

アメリカ人作家ジェフ・ヴァンダミアのSF小説3部作“サザーン・リーチ”の第1部を原作とする本作は、隕石の墜落をきっかけに突如現れた謎の領域“エリアX”が舞台となる。周辺のすべてをのみ込むようにして拡大を続け、アメリカ政府によって完全封鎖されたその一帯は、地上からも空からも調査不可能で、一度足を踏み入れたら帰還することさえできない。ガーランド監督はオーロラのような妖しい光に包まれた森の風景を映像化。はたして“エリアX”で何が起こっているのか。現地へ向かう新たな探検隊の物語に、好奇心をかき立てられずにいられない。

【その3】生態系の異常変異をヴィジュアル化した驚異の美術と視覚効果

神秘のベールに覆われた封鎖地帯“エリアX”の内側では、地球上のあらゆる概念を覆す異常な現象が起こっている。探検隊のメンバーは前日の記憶を失い、時間や方向の感覚まで曖昧になっていく。そして観る者の目を奪うのは、細胞レベルで奇怪な変異を遂げた植物や動物の姿だ。このうえなく不気味でありながら、シュールな美しさすら感じさせる光景に息をのむこと間違いなし。鬱蒼とした森をこの世ならぬ異空間へと変貌させてみせた、美術と視覚効果のスタッフのアーティスティックな仕事ぶりも素晴らしい。

【その4】あのアカデミー賞女優を含むオール女性キャストの探検隊

心理学者、物理学者、救急隊員らのスペシャリストたちで構成される全5名の探検隊はオール女性。“エリアX”からの唯一の生還者である夫の不可解な言動に疑問を抱き、探検隊に志願した生物学者の主人公レナを、『ブラック・スワン』のアカデミー賞女優ナタリー・ポートマンが演じる。さらに『ヘイトフル・エイト』のジェニファー・ジェイソン・リー、『クリード 炎の宿敵』のテッサ・トンプソンといった実力派&若手女優が共演し、SFジャンルでは極めて珍しい“女性だらけの探検隊”の壮絶な運命を体現している。

【その5】タルコフスキーの『ストーカー』を連想させる深遠なSF体験

本作の設定は、SF映画史上の傑作として名高い1979年のソ連映画『ストーカー』を彷彿とさせる。巨匠アンドレイ・タルコフスキーがストルガツキー兄弟の小説『路傍のピクニック』を映画化したこの作品は、謎に満ちた立入禁止区域“ゾーン”への案内人の姿を描いたもの。『ストーカー』の旅の目的地は“部屋”と呼ばれる場所だったが、『アナイアレイション-全滅領域-』では隕石が墜落した海辺の“灯台”が探検の最終地点となる。その灯台では、まさに想像を絶するクライマックスが待ち受けているのだ!

映画ファンはどう観た?
『アナイアレイション
-全滅領域-』
レビュー

4月24日(水)発売!

『アナイアレイション -全滅領域-』

ブルーレイ+DVDセット
2枚組 3990円+税
発売元:NBCユニバーサル

第88回アカデミー賞視覚効果賞受賞!

『エクス・マキナ』発売中

ブルーレイ+DVDセット
2枚組 3990円+税
発売元:NBCユニバーサル