六月花形新派公演『夜の蝶』
19/6/6(木)~19/6/28(金)
三越劇場
新派女方・河合雪之丞と現代演劇女方・篠井英介、ふたりの女方が、夜の銀座を舞台に美しく強く華麗に競いあう『夜の蝶』。原作は、直木賞作家で劇作家の川口松太郎が昭和30年代に銀座のクラブに実在したマダムふたりをモデルに描いた小説で、花柳章太郎・初代水谷八重子により舞台として初演され、劇団新派の“花柳界もの”として定着した名作。今回、新派文芸部の成瀬芳一が新たに構想し補綴を加え、ふたりの女方の対決になぞらえ、華やかな世界の裏にある女の戦いを描き出す。