鯨とり・ナドヤカンダ

韓国の名作ロード・ムービーが改題して再上映

日本で'85年に『鯨とり・コレサニャン』というタイトルで公開された作品が、改題されてリバイバル上映。冴えない大学生と浮浪者、失語症の少女のロード・ムービーで、本国では'84年の最高観客動員数を記録している。韓国のベテラン俳優アン・ソンギ、イ・ミスクの若き名演にご注目。“鯨とり“とは韓国語で“巨大な目的を狙う“という意味の隠語。

内気で冴えない大学生のビョンテは、ひょんなことから出逢った浮浪者“親分“に連れて行かれた売春宿で、失語症の少女チュンジャと出会う。彼女と一夜を共にしたビョンテは、チュンジャを故郷に送り届けようと決心。そして親分を交えた3人の珍道中が始まる。

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