ケン・ラッセルのサロメ
新約聖書に描かれたヘロデ王、ヘロデヤとその娘、そしてバプテスマのヨハネの挿話をもとに、オスカー・ワイルドが一幕ものにまとめ上げた『サロメ』。これまで、何度となく映画化されてきたこの物語を、K・ラッセルが長編第15作として撮り上げた。しかし、その内容は原作に忠実ではなく、友人の男娼の館に招待されたワイルドの眼の前で、当時上演禁止となった『サロメ』の舞台が繰り広げられるというもの。しかも、そこに登場するサロメ像に大胆にキャラクター変更がなされているところが、ラッセルらしい。
上映情報
- ジャンル
- 外国映画
- 原題
- SALOME'S LAST DANCE
- 制作年・国
- 1987/米
- 上映時間
- 89分
キャスト&スタッフ
- 監督
- ケン・ラッセル
- 製作
- ペニー・コーク
- 原作
- オスカー・ワイルド
- 脚本
- ケン・ラッセル
- 撮影
- ルービ・ハリソン
- 出演
- グレンダ・ジャクソン
- ストラットフォード・ジョーンズ
- ニコラス・グレース
新着エッセイ
新着クリエイター人生
水先案内