ある戦争

戦闘の極限下で下した、その判断は正しかったか？

『偽りなき者』等のトマス・ヴィンターベア作品で知られる脚本家トビアス・リンホルムが監督を務めた戦争ドラマ。アフガンの戦場で部下の命を守るために、そうとは知らず民間人の命を奪ってしまった兵士の内なる苦悶を、力強いタッチで描く。過酷な戦場のリアルな描写に加えて、デンマークの名優ピルー・アスベックの迫真の演技も見どころだ。

デンマークに妻子を残し、平和維持のためにアフガニスタンに赴任した軍人クラウス。パトロール中にタリバンの砲撃を受けた彼は部下を守るために空爆を指示。しかし、これにより罪のない民間人11人が命を落とした。帰国後、クラウスは軍法会議にかけられ……

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