【特別展】生誕100年 激動の時代を生きた二人の女優ー 原節子と山口淑子

チラシ表紙写真：早田雄二撮影 ©Yuji Hayata/JDC

どちらも1920年に生まれ、今年生誕100年を迎える原節子と山口淑子の足跡をたどる特別展。1935年にデビューし、合作映画のヒロイン、小津安二郎監督ら巨匠監督との映画によって国民的なスターになるも、若くして引退し、鎌倉で余生をおくった原節子。植民地下の中国で生まれ、李香蘭の名前でアジアのスターとして活躍し、やがては政治にまで活動の場を広げた山口淑子。残された貴重な資料や出演作を通じて、日本の戦中・戦後史を異なるキャリアとスタイルで生き抜いたふたりの名女優の生き様に迫る。