アレクサンダー・ガヴリリュク(p)／ロシア三大ピアノ協奏曲

ロシアを表現した３つの協奏曲を一夜で演奏するガヴリリュク。2018年1月に来日して、いつもながら素晴らしいリサイタルを聴かせてくれたアレクサンダー・ガヴリリュク。再び来日して、とても興味深い演奏会を開催。それが｢ロシア3大ピアノ協奏曲｣を一回の演奏会で弾き切るというもの。3大協奏曲とは、チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番、プロコフィエフのピアノ協奏曲第3番、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番。｢これを思い付いた時に、自分ながらとても良い企画だと思いました。ロシアのピアノ協奏曲を代表する3曲は、それぞれに個性的で興味深い作品です。まるでロシアの歴史と風土を体験するような、そんな感覚を聴衆の皆さんと共に出来る機会となるでしょう｣とガヴリリュクは語る。2017年にショルティ国際コンクールで優勝した俊英ウリューピンがタクトをとるのも大きな話題。