企画展 江戸の遊び絵づくし
19/6/29(土)~19/9/1(日)
高崎市タワー美術館
歌川芳藤《有卦絵 ふ尽しの福助》1858年
江戸時代に流行した浮世絵において「戯画」や「おもちゃ絵」と呼ばれる作品のうち、遊び心と造形性の高い絵画を「遊び絵」という。遊び絵は視覚マジックを応用した「寄せ絵」や「上下絵」、シルエットで別形態を表わす「影絵」、なぞなぞ絵といわれる「判じ絵」など、柔軟な発想と洒落に満ちた作品で、その大らかな魅力は現代でも色あせることがない。
本展覧会では、機知とユーモア溢れる多彩な作品と併せて、仕掛けを読み解く模型や資料を展示することで、遊び絵を体験しながら紹介。目で見て頭で考え、手で触れて確かめて、江戸のエンタメワールドを楽しんでほしい。