丘を越えて
08/5/17(土)
シネスイッチ銀座、新宿バルト9他にて公開
昭和初期を舞台に描く華麗な文芸ロマン
『父帰る』の作者として知られる作家・菊池寛と、彼女の私設秘書となった女性、そして朝鮮の貴族出身の青年を主人公に描く文芸ドラマ。ベテラン高橋伴明監督が昭和初期の東京の街なみや風俗を再現し、華麗な劇世界を構築している。西田敏行、西島秀俊、池脇千鶴ら実力派出演陣が見せる絶妙なやりとりを盛り上げる昭和歌謡の数々にも注目だ。
葉子は女学校を卒業後、文藝春秋社の面接を受け、社長で文学者の菊池寛の個人秘書の職を得る。下町で育った葉子は菊池の暮らす世界に魅了され、彼に憧れるが、同時に朝鮮貴族出身の編集者、馬梅松にも惹かれていく。
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