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特別展「国宝 聖林寺十一面観音―三輪山信仰のみほとけ」

21/6/22(火)~21/9/12(日)

東京国立博物館

仏教伝来以前の古い日本では、神は山、滝、岩や樹木等に宿ると信じられ、本殿などの建築や、神の像はつくらず、自然のままの依り代を拝んでいた。その形が現在まで続いているのが三輪山を御神体とする大神神社(おおみわじんじゃ)だ。その後、国家的に仏教を興隆した奈良時代には神仏関係の接近が見られ、神に密接にかかわる寺がつくられた。三輪山にも大神寺(鎌倉時代以降は大御輪寺)が造られ、仏像が安置された。幕末、新政府により神仏分離令が発せられると、廃仏毀釈の危機にさらされるが、大御輪寺の仏像は、同寺の住職や周辺の人々の手によって、近傍の寺院に移され、今日に至る。
本展では、かつて大神寺にあった国宝 十一面観音菩薩立像(聖林寺蔵)、国宝 地蔵菩薩立像(法隆寺蔵)などの仏像と、仏教伝来以前の日本の自然信仰を示す三輪山禁足地の出土品などを展示する。国宝 十一面観音菩薩立像が奈良県から出るのは初めてのこと。その比類ない美しさをこの機会にぜひご覧いただきたい。

開催情報

ジャンル
美術館

9:30〜17:00(日時指定予約制)、月曜日休館(ただし、8月9日(振休)は開館)

※入館は閉館の30分前まで

料金

前売日時指定券:一般1400円、大学生700円、高校生400円
当日券(会場販売):一般1500円、大学生800円、高校生500円

※混雑緩和のため、本展は事前予約制(日時指定券)です。予約不要の「当日券」を会場にて若干数ご用意しますが、予約のお客様を優先しますので予めご了承ください。
※ご来場時、「当日券」は販売終了している可能性があります。
※中学生以下、障がい者とその介護者1名は無料。ただし、「日時指定券」の予約が必要です。入館の際に学生証、障がい者手帳等をご提示ください。
※中学生以下、障がい者と介護者のお客様も事前予約が必要です。
※団体料金の設定、シニア割引はございません。
※詳細は公式サイトをご覧ください。

お問い合わせ

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