(C)Mosfilm Cinema Concern, 2017

アンナ・カレーニナ ヴロンスキーの物語

知られざるアンナの死の真実の物語が明らかに

ロシアを代表する文豪として、その名を世界に知られるトルストイの名作『アンナ・カレーニナ』を基にした人間ドラマ。アンナの死後を舞台に、偶然出会ってしまった成長した彼女の息子セルゲイと、愛人だったヴロンスキーの対峙を描き出す。原作に日露戦争の要素を加味し、アンナの死後をテーマに描くという、これまでにない大胆な試みが光る。

日露戦争が始まった1904年の満州。軍医で戦地に赴任していたセルゲイのもとに、ひとりの重要人物が運び込まれる。彼の名をアレクセイ・ヴロンスキーと聞いてセルゲイは驚く。ヴロンスキーは、セルゲイの母が自分と父を捨ててまで後を追った相手だった。

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