ちかくてとおい

岩手県大槌町の風景から見る東日本大震災の爪あと

2011年3月11日。東日本大震災で被災した岩手県大槌町の風景を記録したドキュメンタリー。メガホンを執ったのは、この町で生まれ育った映画作家の大久保愉伊。震災前後で大きく変わりゆく故郷の様子を監督自身のナレーションで綴る。かつてそこにあった風景と、これから変わりゆく風景。震災後に生まれた姪に語り伝えるビデオレター。

「2041年、あなたの目の前にはどのような町並みが広がっているのだろう」震災前の町並み、震災直後の変わり果てた悲惨な光景。そして今、かつての町があった場所は盛土工事によって埋もれようとしている。忘れられない記憶を記録し、未来を生きる姪へ贈る。

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