ウルボ ～泣き虫ボクシング部

朝鮮学校ボクシング部員たちの青春と夢

第6回DMZ国際ドキュメンタリー映画祭開幕作に選ばれた日本の朝鮮学校ボクシング部を舞台としたドキュメンタリー。朝鮮人でありながら、日本に生まれた在日コリアンの若者たちが、“自分自身“を探し、厳しい練習に励む姿を捉える。試合に負けて泣く、勝って泣く、 悔しくて泣く、嬉しくて泣く。そんなウルボ（泣き虫）たちの姿を描きだす。

日本社会に残る差別的な扱いや、各都市で繰り返される嫌韓デモや、ヘイトスピーチなどが、在日コリアンの若者たちに大きな劣等感と無価値感を植え付けている。彼らの日常、試合、夢、そして在日として生まれた誇りと葛藤がボクシングを通して映し出される。

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