季節、めぐり それぞれの居場所
12/4/14(土)
ポレポレ東中野にて公開
介護を通して“老い“と“死“を見つめる
自らが理想とする介護を実現しようと、施設・事業所を立ち上げた若者の姿を描いた『ただいま それぞれの居場所』で、平成22年度文化庁映画賞文化記録映画大賞を受賞した大宮浩一監督の最新作。老舗の福祉施設や宅老所、デイサービスの現場を舞台に、介護スタッフと利用者たちのそれぞれの居場所と、彼らが直面する“老い“と“死“を見つめる。
千葉県にある宅老所“井戸端げんき“で暮らす田中千代は、ストトン節の唄が得意な93才。ところが最近めっきり食事を摂る量が減り、体調を崩して横になることが増えてきた。宅老所を運営するスタッフたちは、そんな彼女の様子を気にかける日々が続いていた。
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