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ぴあ

いま、最高の一本に出会える

映画というささやかな 商売の栄華と衰退

J・L・ゴダールが、フランスのペイTV、カナル・プリュス用に製作した作品で、日本ではホール公開された。映画会社を舞台に、オーディションを繰り返す映画監督と資金繰りに奔走するプロデューサー、さらには女優に憧れるその妻という3人を主人公にしながら、映画に死んでいった者たちの姿を描く。主演はトリュフォー映画になくてはならなかったJ・P・レオー、プロデューサー役にはヌーヴェル・ヴァーグ派と同世代の映画監督J・P・モッキーが扮し、ゴダール自身も顔を見せる。映画の下敷きとなったのは、J・H・チェイスの小説『ソフト・センター』だが、タイトルはバルザックの短編『セザール・ビロトーの栄枯盛衰』をもじっている。

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