Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play

岡本太郎の版画

20/2/26(水)~20/9/27(日)

岡本太郎記念館

芸術は、毎日の食べ物とおなじように、人間の生命にとって欠くことのできない絶対的な必要物。生活そのものであり、生きること。そう考えていた岡本太郎は、あらゆるチャネルを通じて、暮らしのなかに芸術を送り込んでいった。その表現領域は、太陽の塔からネクタイピンまで、ありとあらゆるジャンルにおよんでいる。 特徴的なのは量産可能なマルチプル作品を積極的に送り出したこと。テーブル、イス、時計、ライター、バッグ、鯉のぼり、スキー、カップ、ネクタイ、スカーフ、トランプ……etc. 極めつけはウィスキー1本に1個ついてくる《顔のグラス》だ。「キャリアに傷がつく」との周囲の反対を押し切って、太郎は喜んで「オマケ」をつくった。 底流にあったのは「芸術は一部のマニアや金持ちのものではなく、民衆のもの」という芸術観だ。全国に数多くのパブリックアートをつくったのも、タダでばら撒くオマケを制作したのも、すべては「芸術は生活そのもの」との考えからだった。 そんな太郎がもっとも力を入れたメディアのひとつが版画だ。版画なら民衆の暮らしのなかに入っていけると考えたのだろう。リトグラフ、エッチング、シルクスクリーン、木版など種々の手法を使いこなして、太郎は多彩な版画作品を遺した。 版画に焦点をあてたはじめての企画展をどうぞ楽しんでほしい。

開催情報

ジャンル
美術館

10:00〜18:00、火曜日休館(祝日の場合は開館)

※入館は閉館の30分前まで
※入館者の同時滞留人数を20名までとさせていただきます

料金

一般650円(550円)、小学生300円(210円)

※( )内は15人以上の団体料金

出品作家

お問い合わせ

新着エッセイ

新着クリエイター人生

水先案内

アプリで読む