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英国・米国作家による フィギュラティブアート展

20/3/25(水)~20/3/31(火)

Bunkamura Gallery

フレッチャー・シブソープ 「Emily with Beaded Choker Ⅲ」 51x 44 cm

“フィギュラティブアート”(Figurative Art) とは、空想や逸話から生まれるものではなく、現実にある人物や動物、建物などを題材に制作されたアートのことで、その対象が実際に存在しているものであれば、抽象的に描かれていてもフィギュラティブアートと呼ばれている。本展ではそのフィギュラティブアートを軸として活躍している、フレッチャー・シブソープ、マーク・デンステッダー、トッド・ハインデルの3名を紹介する。
存在の強さを感じるフラメンコダンサーが描かれた「動」シリーズと気品に溢れた真摯な佇まいの女性が描写されている「静」シリーズを描き分ける英国出身のフレッチャー・シブソープは、情感を伝える技術に長け、2014年には写実作品が集められたARC(Art Renewal Center)salonでベストヌード賞、さらに2作品で肖像画優秀賞を受賞した実力派である。同じく英国出身のマーク・デンステッターは、自らカメラを取り、照明やポーズ、メイクに至るまでこだわりを持ち、仕上がった写真を元にアンニュイでスタイリッシュな女性像を描くことでヨーロッパを中心に名を馳せ、ファッション業界でも話題の作家である。また、米国出身のトッド・ハインデルは映画監督ジョージ・ルーカス氏のIndustrial & Magic (ILM)で働いたのち、特殊メイクアップアーティストとして活躍。画家へ転身してからは、ドラマチックな光と影から浮かび上がるような人物像を描き好評を得ている。
同じフィギュラティブアーティストといってもその表現は様々。“作家が現実にあるモノの何に感動したのか”、“フィギュラティブアートとは何なのか”をテーマにそれぞれの魅力を楽しむことができる。フレッチャー・シブソープの最新作も発表予定。

開催情報

ジャンル
ギャラリー

10:00~19:30、会期中無休

最終日は17:00まで

料金

無料

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