勝木有香 「FLOW AREA」
20/10/6(火)~20/10/11(日)
KUNST ARZT
勝木有香は、モノの動きそのものを、独特のポップセンスで視覚化するアーティストである。
画面上には、一瞬一瞬垣間見える、ものの動きの形が幾層にもトレースされ、その周りの空気感がドットで表現される。
Violent rhythm(2020)は、直接壁面にシルクスクリーンした幅約10メートルの超大作で、人々の動きの残像がそのまま映し込まれたような、圧倒的な存在感だった。
同展も、展示空間を壁面作品とパネル作品で展開する構想だ。