七日
17/9/23(土)
新宿武蔵野館
(C)大田原愚豚舎
98歳の実祖母と共演した兄弟監督の意欲作
国内外の映画祭で大きな反響を呼んだ『そして泥船はゆく』の渡辺紘文・渡辺雄司兄弟が2015年に手がけた長編第2作。北関東の農村で年老いた祖母とふたりで暮らし、日々を黙々と働いて過ごす牛飼いの男の7日間を、セリフを一切排したモノクロの映像で描く。俳優を起用せずに主人公を監督の渡辺紘文が自ら演じ、当時98歳の実祖母が共演する。
あらすじ
北関東郊外にある農村。時代から置き去りにされたような牛舎で日々、黙然と働くひとりの男がいた。彼は年老いた祖母とふたりで暮らしている。太陽が輝き、雨が降り、風が吹き荒れる自然の中で、ふたりは目覚め、働き、食べ、眠る。彼らの生活は繰り返され……