アイリーン・グレイ　孤高のデザイナー

ル・コルビュジエが嫉妬した女性建築家の人生

近代建築の巨匠ル・コルビュジエが唯一その才能をうらやんだと言われる建築家アイリーン・グレイの生涯を追ったドキュメンタリー。コルビュジエとグレイとの間にあった史実に基づき描いた映画『ル・コルビュジエとアイリーン 追憶のヴィラ』と並行して製作。関係者や研究家へのインタビュー、作品を交えながらグレイの人生を深く掘り下げていく。

1878年、アイルランドの貴族の家に生まれたグレイ。日本人工芸家・菅原精造との出会いをきっかけに漆工芸作品を生み出すようになる。作風は徐々にモダニズムへと変化。代表作『E.1027』を発表すると、ル・コルビュジエがたびたび訪問するようになる。

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