ビラルの世界

3歳の子どもから見たインド社会と家族の真実

世界各国の映画祭で絶賛され、山形国際ドキュメンタリー映画祭2009でも“コミュニティシネマ賞“を受賞したドキュメンタリー。盲目の両親に育てられる3歳の子供ビラルの視線を通して、インド貧民街の現実と文化を映し出す。貧困が溢れる環境とは裏腹に、活気あふれるビラル家族の姿に、生きることの素晴らしさと希望を感じさせられる。

目の見えない盲の両親の元に生まれたビラルは現在3歳。路地で水遊びをしたり、両親の手をとり道路を横断したりと毎日忙しい。またある時は、弟のハムザを泣かせ、お父さんに怒られるもうまく身を隠す。カメラはビラルを追ってこの地の生活と文化を映しだす。

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