バッタ君 町に行く

小さな虫たちの大冒険を描く幻の名作アニメ

ベティ・ブープ“や“ポパイ“の生みの親で、1930～40年代に都会的な独自の作風でディズニーの対抗馬として活躍したフライシャー兄弟によるアニメーション。1941年、真珠湾攻撃直後にアメリカで公開されるも、混乱のさ中でお蔵入りせざるを得なかった“幻の名作“だ。人間の侵入で引っ越しするハメになった小さな虫たちの冒険を躍動感たっぷりに描く。

都会の真ん中に、虫たちが平和に暮らす草むらがあった。だが囲いが壊れ人間たちが侵入、虫たちは毎日危険にさらされることに。長旅から帰還したバッタのホピティは草むらの惨状を見て皆に移動を提案。かくして虫たちによる、苦労だらけの引っ越しが始まったが……。

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