フリードリッヒ・クナス

Friedrich Kunath, Live Forever, 2019, oil on canvas , 2019

人間の条件に対する自然の喜劇的な無関心について。
まるで綱渡りの上でバランスをとるように、ただ一つの地平線に連なるこうした風景に漂着した漂流者たち。
相変わらず、幸福と悲しみ、天国と地獄、愚かさと真剣さ、歴史とその重荷の間で均衡を保ちながら。
大衆文化のばからしさと哲学の哀愁、僕たちの存在の曖昧さ。
朝食には、カリフォルニアの太陽だけ、そう、それは確実に僕の心を焼き尽くした・・・
僕たちにはわからない問題なのか、それとも僕にとって麗しい問題なのか？
この漂流者たちは、準レギュラーキャストの端役俳優。ホームレス、彼らは家にいるけども。
見つかってしまうのはゲームだけど、ホームレスであることは使命・・・君のことを待っていたけど、君に居場所を決して言ったことはなかった。
君が多くのものを抱えてしまって、その重みが乗り越えられないほどに思えるとき、意味と幸福を探すこと、そして、雨の日の寂れた路地でペット用の猫を探すこと。
僕が欲しかったのは、足りないすべての終わり、ただ地平線は笑い返すだけ。